この制度は今どういう状態なのか

制度の概要(令和6年度補正予算版)
補助額・補助率の仕組み
| 項目 | 令和6年度補正予算版の内容 |
|---|---|
| 予算総額 | 約295億円 |
| 補助方式 | 車種ごとの定額「基準額」(補助率ではない) |
| 補助対象車両 | 事前登録されたBEV・PHEV・FCV・水素内燃機関型トラック(バン含む) |
| 充電設備の補助額 | 充電設備価格+工事費の合計額(機器・工事内容ごとに個別の上限あり) |
| 受付期間 | 2025年3月31日〜2026年1月30日(受付終了) |
対象経費・対象外経費
対象者・対象車両

受付期間・審査の流れと採択率の考え方
受付終了間際の運用ルール(参考)
予算残額が2割程度に達した場合、それ以降は申し込み順の審査を行わず、その時点から受付終了日までに申し込みのあったすべての交付申請をまとめて審査する方式に切り替わります。この段階では、初めて申請する事業者や脱炭素先行地域に選定された地域内の事業所への導入を優先して抽選するなどの配慮が行われることになっていました。
手続きの流れ
- 1LEVOのホームページで対象車両(BEV・PHEV・FCV・水素内燃機関型自動車)が事前登録されているか確認する
- 2交付申請書、貨物軽自動車運送事業の届出の写しなど必要書類を揃えて交付申請を行う(jGrants、識別番号付き電子メール、郵送のいずれか)
- 3LEVOの審査を経て、基準額が記載された交付決定通知書を受け取る
- 4車両を購入し、新車新規登録(軽自動車は新車新規検査)を行う(購入自体は交付決定の前後どちらでも可能)
- 5自動車検査証記録事項の写し、車両代金の請求書・領収証の写しなどを揃えて完了実績報告書・精算払請求書を提出する
- 6LEVOの審査後、交付額確定通知書が届き、指定口座に補助金が振り込まれる
軽配送での使いどころ
対象になる・ならない典型ケース
| ケース | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| 黒ナンバーの個人事業主が新車のEV軽バンを購入 | 対象 | 貨物軽自動車運送事業者かつ事業用ナンバーの新車新規登録 |
| 自家用(白・黄色ナンバー)の軽バンをEVに買い替え | 対象外 | GVW2.5トン以下は事業用でなければ対象外 |
| 中古のEV軽バンを購入 | 対象外 | 新車新規登録された車両のみが対象 |
| 開業1年未満で黒ナンバー取得済みの個人事業主 | 対象 | 開業年数による制限はなく、事業用登録の有無が基準 |
| すでに自家用登録済みの軽バンを黒ナンバーへ切り替え | 対象外 | 新車新規登録のタイミングでの黒ナンバー登録が条件 |
必要書類の実務
完了実績報告時に必要な主な書類(当時の運用)
自動車検査証記録事項(事業用・黒ナンバーであることがわかるもの)の写し/車両代金の請求書の写し/車両代金の領収証の写し/充電設備を導入した場合は工事図面一式
併用できる制度はあるか
資金繰り 補助金は後払いという前提を忘れない
⚠ 財産処分制限期間中は勝手に手放せない
補助金で導入した車両には、処分制限期間(法定耐用年数)の間、譲渡・売却・貸付・廃棄をすると補助金の一部返還を求められる財産処分制限がかかっていました。軽自動車の場合、最大積載量2トン以下は3年間、2トン超は4年間、自家用は5年間(貸渡を除く)です。充電設備は設置完了から6年間の保有義務がありました。
荷主・元請の要件について
税務・会計の扱い
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度名 | 令和6年度補正予算 商用車等の電動化促進事業 |
| 実施機関 | 環境省(執行団体:一般財団法人環境優良車普及機構/LEVO) |
| 予算総額 | 約295億円 |
| 対象車両 | 事前登録されたBEV・PHEV・FCV・水素内燃機関型トラック(バン含む)/GVW2.5トン以下は事業用(黒ナンバー)のみ対象 |
| 補助方式 | 車種ごとの定額「基準額」(補助率による計算ではない) |
| 受付期間 | 2025年3月31日〜2026年1月30日(受付終了) |
| 複数年度事業の例外 | 交付決定済みの一部事業者は2026年12月18日まで新車新規登録が可能 |
| 現行版 | 令和7年度補正予算 商用車等の電動化促進事業(2026年4月24日〜2027年1月15日、受付中) |
| 公式ページ | https://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDL8JMAX |
問い合わせ先
一般財団法人環境優良車普及機構(LEVO)補助事業執行部 商用車等の電動化促進事業担当 車両担当 電話 03-5944-0883(平日9時00分〜12時00分、13時00分〜16時00分) メール evhojo@levo.or.jp 充電設備担当 電話 03-5341-4728(平日9時00分〜12時00分、13時00分〜16時00分) メール juhojo@levo.or.jp 住所 〒160-0004 東京都新宿区四谷2丁目14-8
類似する制度との比較
| 制度名 | 貨物軽自動車運送事業者(黒ナンバー) | 現在の状態(2026年9月時点) |
|---|---|---|
| 令和6年度補正予算 商用車等の電動化促進事業(本記事) | 対象だった(GVW2.5トン以下は事業用のみ) | 受付終了(2026年1月30日まで) |
| 令和7年度補正予算 商用車等の電動化促進事業 | 対象(GVW2.5トン以下は事業用のみ) | 受付中(2027年1月15日まで) |
| 低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業 | 対象外 | ディーゼル車向けのため軽貨物とは無関係 |
よくある質問
関連書類・リンク
よくある質問
令和6年度版に今から申請することはできますか?
できません。受付期間は2026年1月30日で終了しており、新規の交付申請は受け付けていません。これから申請したい場合は、2026年4月24日から受付中の令和7年度補正予算版(/program/7)を確認してください。
すでに令和6年度版で交付決定を受けている場合、今後の手続きはどうなりますか?
単年度の交付決定であれば通常どおり完了実績報告・精算払請求を行います。複数年度事業の場合は2026年12月18日までの新車新規登録、2026年12月25日までの完了実績報告が求められます。
令和6年度版と令和7年度版で、内容はどれくらい違いますか?
対象事業者・対象車両の考え方は共通していますが、予算総額や受付期間、事前登録される車型・基準額は年度ごとに更新されます。申請時はその年度の公募要領を必ず確認してください。
