戸倉質問役
黒岩さん、聞いてくださいよ! このあいだ運輸支局で会った知り合いのトラック屋さんが「ディーゼルトラックの補助金で車両入れ替えた」って自慢してきたんです。うち軽バン1台だけなんですけど、これってうちでも使えます?
黒岩解説役
結論から言うと、その制度は戸倉さんの黒ナンバー軽バンでは使えません。今日お話しする「令和8年度_低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業」は、対象が最初から緑ナンバーの中型・大型トラックに絞られている補助金なんです。がっかりさせて悪いんですが、まずそこをはっきりさせてから、使える人・使えない人を整理します。
戸倉質問役
えっ、いきなりですか(笑)。でも正直に言ってもらえるのはありがたいです。じゃあ何のための制度なんですか?
黒岩解説役
環境省と国土交通省が連携して実施している事業で、執行団体は一般財団法人環境優良車普及機構、通称LEVOです。狙いは投資余力の少ない中小トラック運送事業者に燃費性能の高い最先端のディーゼルトラックを導入してもらい、トラック輸送全体のCO2排出を減らすこと。国内のトラック運送業者の9割は中小事業者だと言われていて、その燃費性能を底上げしようという発想の制度です。公募期間は令和8年6月8日から令和9年1月29日までで、予算総額は約28億円になっています。
戸倉質問役
なるほど、規模がでかいですね。でもさっき「軽バンは使えない」って言ってましたよね。具体的にどこで線引きされてるんですか?

対象になるのは誰か

黒岩解説役
ここが今日いちばん大事なところなので、丁寧にいきますね。対象事業者は次のいずれかで、かつ資本金3億円以下または従業員300人以下の中小企業者であることが条件です。
区分内容
一般貨物自動車運送事業者(緑ナンバー、国交大臣の許可事業)
特定貨物自動車運送事業者(特定の荷主専属の許可事業)
第二種貨物利用運送事業者(集配車両を持つ利用運送事業)
上記①~③に車両を貸すリース事業者(リース料の減額という形で運送事業者に還元)
対象になる緑ナンバーの一般貨物と対象外になる黒ナンバー軽貨物の比較図
戸倉質問役
①②③、うちみたいな軽貨物は出てこないですね…。
黒岩解説役
そうなんです。貨物軽自動車運送事業(黒ナンバーの軽トラ・軽バン)はこのア~ウのどれにも該当しません。しかも対象車両の区分自体が「車両総重量3.5トン超」からスタートしていて、軽トラ・軽バンの車両総重量は2トンにも届きません。制度の対象者リストに載っていない以前に、対象車両区分にすら物理的に入れない構造になっているんです。
黒ナンバー軽貨物は対象外です

この補助金の対象は緑ナンバーの一般貨物自動車運送事業者・特定貨物自動車運送事業者・第二種貨物利用運送事業者と、それらに車両を貸すリース会社に限られます。貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー、軽トラ・軽バン)は対象になりません。1人親方で軽バン1台の個人事業主は、残念ながらこの制度の対象外だとはっきり申し上げます。

戸倉質問役
はっきり言われるとちょっと切ないですけど、無駄な期待しなくて済むのは助かります。じゃあ、うちには関係ない話として今日は終わりですか?
黒岩解説役
いえ、それだと記事として片手落ちです(笑)。金額と仕組みを知っておけば、事業を拡大して緑ナンバーを取る判断材料になりますし、荷主やリース会社との会話でも役に立ちます。せっかくなので、対象になる側の中身もしっかり見ていきましょう。

補助額はいくらか

戸倉質問役
じゃあ、緑ナンバーの会社さんはいくらもらえるんですか?
黒岩解説役
車両総重量の区分と、古いトラックを廃車にするかどうかで金額が変わります。令和7年度燃費基準を達成した新車の低炭素型ディーゼルトラックが対象で、車検証の備考欄に「令和7年度燃費基準達成車」または「令和7年度燃費基準105%達成車」の記載があることが条件です。95%達成車は対象外なので、ここは注意してください。
大型・中型・小型トラックの補助額と廃車有無による金額差の一覧
車型区分(車両総重量)廃車あり廃車なし
大型(12トン超)75万円50万円
中型(7.5トン超〜12トン以下)42万円28万円
小型(3.5トン超〜7.5トン以下)15万円10万円
黒岩解説役
さらに、令和7年度燃費基準の達成レベルが105%以上の車両には、区分にかかわらず一律プラス5万円が上乗せされます。つまり大型トラックを廃車ありで導入し、燃費基準105%達成車を選べば、1台あたり最大80万円になる計算です。
戸倉質問役
おお、結構な金額ですね! 台数はどれくらい申請できるんですか?
黒岩解説役
1事業者あたり最大4台までです。提出書類は1台ごとに一式必要になるので、4台申請するなら書類も4セット準備することになります。予算は総額約28億円で、令和8年8月17日時点の執行団体の公開データでは、申請台数663台、申請額が約3億1273万円、残額が約25億1004万円となっていました。まだ残額に余裕はありますが、審査は先着順が基本なので、動くなら早いに越したことはありません。
戸倉質問役
廃車ありの方が金額高いのはなんでですか?
黒岩解説役
古い燃費の悪いトラックを実際にスクラップして走行台数から減らすほうが、CO2削減効果がはっきり出るからです。廃車の対象になるのは平成27年度以前に初度登録された事業用トラックで、一定期間継続して使われていて、有効な車検が通っていることなどの要件があります。廃車なしでも申請自体はできますが、金額は下がると覚えておいてください。

対象経費・対象外経費

戸倉質問役
補助金って、車両の値段まるごともらえるわけじゃないですよね?
黒岩解説役
そこは誤解が多いところですね。この事業は定額補助で、車両価格に対する割合(補助率)ではなく、車型区分ごとに決まった金額が一律で出る仕組みです。対象になるのは、令和8年4月1日から令和9年1月29日までの間に新車で新規登録された、令和7年度燃費基準を達成した事業用の低炭素型ディーゼルトラック本体の購入費用です。
黒岩解説役
対象外になるのは、中古トラックの購入、燃費基準を満たさない車両、95%達成車、登録日が対象期間外の車両、そして架装費用やオプション部品単体の追加購入などです。架装込みの車両価格として計上できるかどうかは公募要領の細かい規定によるので、購入前にディーラーと執行団体の両方に確認しておくと安心です。
戸倉質問役
買ってから「これは対象外でした」ってなったら悲惨ですね(笑)。
黒岩解説役
本当にそうです。次は、うちみたいな軽配送の事業者がこの制度とどう付き合えばいいのか、具体的に見ていきましょう。

軽配送での使いどころ

戸倉質問役
さっき対象外って言われたばかりなんですが、それでも軽配送に関係あるんですか?
黒岩解説役
直接この補助金でトラックやパーツが買えるわけではありません。ただ知っておくと役に立つ場面が3つあります。1つ目は、事業を拡大して一般貨物自動車運送事業の許可を取り、緑ナンバーの中型・大型トラックを持つ段階まで成長したとき。そのタイミングでこの補助金が使えます。2つ目は、荷主や元請の運送会社がこの補助金を使って車両を入れ替えているケースがあるので、業界の動きとして知っておくと商談や情報交換で話が通じやすくなります。3つ目は、車両をリースで使っている場合、リース会社がこの補助金を使ってリース料を下げてくれることがある、という仕組みを理解しておくことです。
戸倉質問役
なるほど、軽バン1台のうちには直接関係なくても、業界の流れとしては知っておいたほうがいいってことですね。
黒岩解説役
そのとおりです。ちなみに、軽バン1台の個人事業主が車両まわりで使える補助金がないわけではありません。EV軽バンを検討しているなら、CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)は個人事業主でも申請できます。今日の制度とは対象がまったく違うので、混同しないように気をつけてください。

対象になる/ならない典型ケース

戸倉質問役
ケース別に聞いてみたいです。うちみたいな軽バン1台の個人事業主はどうですか?
黒岩解説役
対象外です。貨物軽自動車運送事業の経営届出(貨物軽自動車運送事業 経営届出(黒ナンバー))で開業している時点で、この事業の対象者ア~ウには入りません。台数を増やしても、軽トラ・軽バンのままなら対象外は変わりません。
戸倉質問役
じゃあ、軽貨物を10台くらいまで増やした事業者さんは?
黒岩解説役
それでも軽自動車である限りは対象外です。軽自動車の車両総重量は補助対象の最低区分である3.5トン超に届かないので、台数の問題ではなく車両区分そのものが合っていません。逆に、一般貨物自動車運送事業の許可を取って中型・大型トラックを保有する会社であれば、資本金や従業員数が中小企業の基準内である限り対象になります。個人事業主でも一般貨物の許可さえ取得していれば、事業者としては対象になり得ます。
戸倉質問役
開業したばかりの一般貨物の会社は?
黒岩解説役
中小企業の要件さえ満たせば開業年数による制限は見当たりません。ただし審査は申込順で、予算残額が2割程度になると抽選方式に切り替わります。その際は初めて申請する事業者や申請台数の少ない事業者が優先される配慮があるとされているので、新規事業者が不利になりすぎない仕組みにはなっています。

必要書類の実務

戸倉質問役
仮に対象になる会社さんがいたら、何を用意すればいいんですか?
黒岩解説役
主なものを挙げますね。まず車両導入に関わる請求書・領収書等の写し。次に直近の貨物自動車運送事業の事業報告書と事業概況報告書、または実績報告書の写し。廃車ありで申請する場合は、登録事項等証明書(現在記録と保存記録のセット)や自動車リサイクルシステムの関連書類も必要になります。加えて交付申請書兼完了実績報告書という様式一式を、車両1台につき1セット作成します。
戸倉質問役
結構なボリュームですね。
黒岩解説役
そうですね。とくに事業報告書まわりは、貨物軽自動車運送事業の経営届出とはまったく別物の書類体系です。一般貨物自動車運送事業者は運輸支局への定期報告義務があり、その提出物を流用する形になります。もし戸倉さんが将来一般貨物の許可を取るなら、この事業報告書の作り方から運輸支局とのやり取りに慣れておく必要が出てきますね。

申請の流れ

戸倉質問役
手続きの流れも教えてください。
手続きの流れ
  1. 1対象確認 自社が一般貨物自動車運送事業者・特定貨物自動車運送事業者・第二種貨物利用運送事業者のいずれかで、中小企業の要件を満たすか確認する
  2. 2公募要領の確認 LEVOのホームページで公募要領・審査基準・交付規程を熟読し、対象車両の燃費基準達成レベルを確認する
  3. 3車両の発注・登録 令和8年4月1日から令和9年1月29日までに対象車両を新車新規登録する
  4. 4書類準備 交付申請書兼完了実績報告書、請求書・領収書の写し、事業報告書等、必要に応じて廃車関連書類をそろえる
  5. 5申請 郵便(信書扱い、宅配便不可)、Jグランツ、電子メールのいずれかの方法で申請する。当日消印有効・当日発信有効
  6. 6審査・交付決定 申込順を基本に審査され、予算残額が2割程度になった時点以降は抽選方式に切り替わる
  7. 7事業報告 交付決定後、エコドライブ等燃費改善取組体制の構築・運用状況報告書と、CO2削減効果の計算結果を当該年度と翌年度分提出する
戸倉質問役
郵送で「宅配便不可」ってちょっと珍しくないですか?
黒岩解説役
申請書は信書扱いになるので、宅配便や一般運送では法律上取り扱えないんです。郵便法や信書便法の規定によるもので、うっかりゆうパックや宅急便で送ってしまうと受理されない可能性があります。ここは実務上つまずきやすいポイントなので覚えておいてください。

審査のポイント・攻略法

審査を通すための実務ポイント

審査は申込順が基本です。予算残額が2割程度に達すると、その時点以降は抽選方式に切り替わり、その場合は初めて申請する事業者や申請台数の少ない事業者が優先されるよう配慮されます。つまり早く動くほど先着順で通りやすく、後半になっても新規事業者にはチャンスが残る設計です。また、Jグランツからの申請は申請者本人のみ利用可能で、代理人による申請はできません。行政書士に依頼する場合も、実際の申請操作は事業者自身が行う必要がある点に注意してください。

戸倉質問役
抽選になる前に出しちゃうのが一番安全ってことですね。
黒岩解説役
そうですね。あとは燃費基準の達成レベルを事前に車両カタログやディーラーの資料で確認しておくこと。95%達成車と勘違いして発注してしまうと、あとから対象外だと判明しても取り返しがつきません。次は、他の制度との併用について見ていきましょう。

併用できるか

戸倉質問役
補助金って、他の制度と一緒に使えたりするんですか?
黒岩解説役
この事業自体の公募要領には、他の国庫補助金との重複受給を禁止する記載が一般的に置かれています。同一車両・同一経費に対して国の複数の補助金を重ねて受け取ることは基本的にできないと考えてください。自治体独自の上乗せ助成がある場合は、併用可否がその自治体の要綱次第になるので、個別に確認が必要です。
戸倉質問役
うちの場合はそもそも対象外だから関係ないですけど(笑)。
黒岩解説役
そうなんですが、事業を大きくして緑ナンバーを持つようになったときのために覚えておいて損はないですよ。次は、軽配送の読者さんにとって一番気になる資金繰りの話をしましょう。

資金繰り

戸倉質問役
補助金の話でいつも気になるのが、お金がいつ入ってくるかなんですよね。
黒岩解説役
大事な視点です。この事業は対象になる緑ナンバーの事業者にとっても原則後払いです。車両を発注して代金を全額自己負担で支払い、登録・報告を済ませたあとに補助金が交付される流れになります。つまり緑ナンバーの会社であっても、まず数十万円から百万円単位のキャッシュを一旦は自分たちで用意する必要があるということです。
戸倉質問役
うちには関係ない話ですけど、それでも「最大75万円」だけ聞いて喜んじゃダメですね。
黒岩解説役
そのとおりです。もし戸倉さんのように黒ナンバー軽貨物で、今の資金繰りに不安があるなら、この制度ではなく別の選択肢を考えるべきです。開業資金や運転資金なら日本政策金融公庫の新規開業資金のような制度融資が個人事業主でも使える可能性があります。補助金は後払いが基本なので、つなぎ資金の相談先を先に持っておくことが、結局はどんな制度を使うときにも効いてきます。

荷主・元請の要件

戸倉質問役
荷主さんとか元請さんの話で、何か関係することはありますか?
黒岩解説役
この事業自体に荷主要件はありませんが、関連して誤解されやすい話をひとつ。運送業界でよく話題になるGマーク(貨物自動車運送事業安全性評価事業)は、一般貨物自動車運送事業者が対象の制度で、貨物軽自動車運送事業、つまり黒ナンバー軽貨物は対象になりません。荷主から「Gマーク取ってますか」と聞かれても、軽貨物単体の事業者であれば制度上取得できないので、その旨を正直に説明して問題ありません。
戸倉質問役
知らずに「取れないんですけど自分がダメなんですかね」って悩んでる人、いそうですね。
黒岩解説役
実際に多い相談です。制度の対象外なだけで、ドライバーとしての実力とは関係ありません。安全管理の取り組み自体は、Gマークがなくても事故防止や任意保険の等級維持という形でちゃんと評価されます。

税務・会計

戸倉質問役
最後に、もし対象の会社さんが補助金をもらったら、税金の扱いはどうなるんですか?
黒岩解説役
補助金は原則として法人税・所得税の計算上益金・収入に算入されます。受け取った年度の所得に加算されるので、その分の納税資金も見込んでおく必要があります。ただし、圧縮記帳という制度を使うと、補助金相当額を圧縮損として計上し、その年度の税負担を将来に繰り延べることができる場合があります。車両のような減価償却資産を補助金で取得したときによく使われる仕組みです。
黒岩解説役
個人事業主の場合、少額減価償却資産の特例(青色申告で30万円未満の資産を一括で経費にできる制度)や一括償却資産の特例は使えますが、今回のような数百万円単位のトラック本体には基本的に当てはまりません。通常の減価償却で数年かけて費用化することになります。この整理自体は、戸倉さんが将来一般貨物に転換したときにもそのまま使える知識です。

基本情報まとめ

戸倉質問役
最後にざっくり全体像を整理してもらえますか?
項目内容
制度名令和8年度_低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 環境配慮型先進トラック・バス導入加速事業)
実施機関一般財団法人環境優良車普及機構(LEVO)/環境省・国土交通省連携事業
対象地域全国
公募期間令和8年6月8日〜令和9年1月29日(当日消印有効)
補助上限額1台あたり最大75万円(燃費基準105%達成車は+5万円、最大80万円)、1事業者あたり最大4台
予算総額約28億円
公式サイトhttps://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDZDCMA5
問い合わせ先

一般財団法人環境優良車普及機構 補助事業執行部 低炭素型ディーゼル車普及事業 電話 03-5341-4577/FAX 03-5341-4578 受付時間 平日9時00分から17時00分まで(12時00分から13時00分を除く) メール hojokin@levo.or.jp 郵送先 〒160-0004 東京都新宿区四谷二丁目14番8号(YPCビル6F) 公式サイト https://www.levo.or.jp/subsidy/diesel/

類似する制度との比較

戸倉質問役
似たような制度もついでに知っておきたいです。
制度名対象ポイント
低炭素型ディーゼルトラック普及加速化事業(本記事)緑ナンバーの一般貨物・特定貨物・第二種貨物利用運送事業者(中小)定額補助、1台最大75万円、黒ナンバー軽貨物は対象外
CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)個人事業主含む幅広い事業者EV軽バンや充電設備も対象、黒ナンバーでも申請可
貨物軽自動車運送事業 経営届出(黒ナンバー)これから軽貨物を開業する人そもそも軽配送を始めるための届出。補助金ではなく手続き
日本政策金融公庫 新規開業資金個人事業主・小規模事業者補助金の後払いを支えるつなぎ融資として検討価値あり
黒岩解説役
今日の制度は緑ナンバー向け、CEV補助金は黒ナンバーでも使えるというのが一番の分かれ目です。軽バン1台で開業している人がEVを検討するなら、まずCEV補助金のページを見てもらうのが早いと思います。

よくある質問

戸倉質問役
最後にQ&A形式でまとめてもらえますか?
黒岩解説役
いいですよ。
戸倉質問役
軽トラや軽バンでの申請は本当に一切できないんですか?
黒岩解説役
できません。対象車両区分の最低ラインが車両総重量3.5トン超なので、軽自動車は区分自体に入りません。対象事業者の一覧にも貨物軽自動車運送事業は含まれていません。
戸倉質問役
個人事業主でも申請できますか?
黒岩解説役
一般貨物自動車運送事業などの許可を持つ個人事業主であれば、中小企業の要件を満たす限り対象になり得ます。ただし軽貨物の個人事業主は対象外です。
戸倉質問役
廃車しないと申請できないんですか?
黒岩解説役
いいえ、廃車なしでも申請できます。ただし廃車ありのほうが補助額は高く設定されています。
戸倉質問役
補助金はいつ振り込まれますか?
黒岩解説役
車両登録と必要書類の提出、審査完了を経てからの後払いです。先に車両代金を全額自己負担で支払う必要があります。

関連書類・リンク

黒岩解説役
最後に一次情報のリンクをまとめておきます。申請を検討する場合は、必ず最新の公募要領をご自身で確認してください。
資料リンク
Jグランツ制度ページhttps://www.jgrants-portal.go.jp/subsidy/a0WJ200000CDZDCMA5
LEVO公式ページ(公募要領・審査基準・交付規程)https://www.levo.or.jp/subsidy/diesel/
環境省 報道発表https://www.env.go.jp/press/press_05087.html
国土交通省 報道発表https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000355.html
戸倉質問役
今日は「うちには使えない」って結論からでしたけど、なんでダメなのかがちゃんと分かったのはよかったです。ありがとうございました!
黒岩解説役
この補助金は使えなくても、車両の買い替え自体は軽配送の事業者にとって避けて通れないテーマです。[軽バンは新車と中古どちらがいいか|車両選びとリース・ローンの比較](/articles/46) に、新車と中古それぞれの向き不向きや、リース・ローンの選び方をまとめているので、次の車検や買い替えのタイミングで参考にしてください。
戸倉質問役
そっちは軽バンでも関係ある話ですもんね。あわせて読んでみます。
黒岩解説役
制度が立派でも、自分が対象かどうかが分からなければ意味がありません。今日みたいに「対象外ならその理由」までセットで持ち帰ってもらえたら、それがいちばんの成果です。事業を拡大するタイミングが来たら、またこの記事を思い出してください。

よくある質問

軽トラや軽バンでの申請は本当に一切できないんですか?

できません。対象車両区分の最低ラインが車両総重量3.5トン超で、軽自動車はこの区分に入りません。対象事業者の一覧にも貨物軽自動車運送事業は含まれていません。

個人事業主でも申請できますか?

一般貨物自動車運送事業などの許可を持つ個人事業主であれば、中小企業の要件を満たす限り対象になり得ます。ただし軽貨物の個人事業主は対象外です。

廃車しないと申請できないんですか?

廃車なしでも申請できます。ただし廃車ありのほうが補助額は高く設定されています。

補助金はいつ振り込まれますか?

車両登録と必要書類の提出、審査完了を経てからの後払いです。先に車両代金を全額自己負担で支払う必要があります。